引き算の【法人】健康学

私は「引き算の健康学」に強い関心があります。
健康のために良いものを摂るのは重要なことですが、まずは「良いものを摂った時に、その効果が発揮されやすい身体にしておく」ことも重要です。

料理でいえば下ごしらえ。仕事でいえば段取り。運動でいえば準備体操。
「細工は流々、仕上げを御覧じろ」なんて言葉さえあるくらい、昔から事前準備の重要性は強く認識されていますが、体内環境のリセットに関していえば「デトックス」なんていう横文字の登場を待たなければならないほどなおざりにされてきたし、その言葉も主に女性がターゲットのものですから、まだこれからのものと言えるでしょう。

「なんだか調子が今ひとつすぐれない」と感じたときは、無理に食べて消化のために身体に負荷をかけ続けるより、しばらく食事を休みにしたほうが良いといわれています。
自分の体が自動的に行ってくれる至適な体内調整に委ねて回復を待ち、それが済んでから健康的な食材を美味しくいただくほうが、深い満足と共に活力も生まれます。

これは、部屋の片づけにも同じことが言えると思っています。
物があふれて散らかった部屋に、便利な収納グッズは効果的と思うかもしれません。

しかし収納グッズを買い入れることは、さらにモノが増えることでもあります。
部屋が散らかる原因は、一言でいえばモノの持ちすぎです。管理の限界を超える分量だからもて余すのです。

あなたの部屋にはあなたに属するモノがたくさんありますが、その中で最も価値が高いモノは「あなたの動線」という気がします。そしてそれを生み出すためには、持ち物はむしろ減らしたほうが効果は確実です。