ステレオタイプにもの申す01「記憶力が良い=頭が良い」(仮題:博識クンの憂鬱)

一般的に、博識なことが、頭が良いように見えてしまうことは否めません。

でも私は、これに異論があります。

「軍師じゃなきゃ意味がない(16)」の中でもちょっとだけふれましたが、何でも知っていることが万能なわけじゃなく、重要なのは『知識の活かし方』であり、本当に頭が良いのは知識家ではなく実践家だと私は思っています。

ただ、やはり一般的には、「記憶力の良さが頭の良さ」と思われるケースが多いのは確かでしょう。

その一方、「判断の早さが頭の良さ」と思われることもあると思います。
ただしこの場合は、その判断が正しかったかどうかが大きく評価を分けます。

正しい判断をした実績が上手くアピールできれば、あなたの評価は格段に上がる。

しかし、誤った判断の実績ばかりが目に付けば、あなたは「ただのおっちょこちょい」の烙印を押されてしまう。

まさにハイリスク・ハイリターン。

ちなみに、常に素早い判断を心がけているのに、リスクもリターンも得られないという方
それはあなたの不断の努力にもかかわらず、周囲から「素早い判断」と認識されていないのかもしれません。

また、誰から見ても判断は素早いにもかかわらず、特別なリアクションが得られないならば、よほどあなたに存在感が無いとか、信用が無くて発言が最初から問題にされていないということかもしれず、ひょっとしたらそれこそが最大のリスクかもしれません

ともかく、判断の早さで頭脳派のポジションを獲ることは、得た知識を忠実に吐き出すだけの知識家よりも、なにかとハードルが高い。

だからこそ「正しく速い判断の実績」が周囲に認められた人は『頭が良い人』というよりも『頼りになる人』と、ワンランク上の評価を受けることが多いはずです。

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