『好きなこと』を弱点にするコミュニケーション

仕事中や飲み会とかの場で、何かというとすぐ歴史の話を持ち出すおじさんが疎まれる時代がありました。

現代は、自分が気に入った歴史情報を、ネットから引き出すことができます。
若者が、TPOをわきまえないおじさんの一方的なトークを浴びて、歴史嫌いになる機会は激減しているでしょう。

ネットに精通する若者のほうが情報通である可能性が高いと警戒し、歴史おじさん達も、若者相手の知識自慢を躊躇するようになった影響が大きいと思います。

今さらながらですが、ここで、歴史好きおじさんの話がつまらない理由を挙げてみます。

《話がつながっていない》
自分が気に入った部分的な知識を披露したいあまり、その前後を全く語らないおじさんがほとんど。ご自身の頭の中では間隙が埋まってストーリーになっているのでしょうが、断片的に聞かされている側はちっとも面白くない。

でも「そこは話さなくても伝わってる」とでもいうかのように、お構いなしに話し続けます。

まるで、幼い子供の話を聞いてるかのようです。

子供ならともかく、職場の先輩や上司が相手では、積極的にそのコミュニケーションを楽しむことはできない。

ちなみに、断片的な歴史エピソードを連発するおじさんと同じ知識がこちらにもあり、おじさんの記憶がいい加減だと知ってしまったときも、白けます。

なぜ自分がワザワザそのおじさんから、間違っていると知っている自慢話を聞かなければならないのか。

これも、小さな子供や学生くらいまでの若者の話を聞いてるときによくあり、それらは暖かく見守れますが、職場の先輩や上司が相手だと、幻滅してしまうことがあります。

仕事中にその上司から

「もう少し、話をまとめてから言いに来てくれ」

などと言われていると、

「あんたもな」

と言いたくもなります。

「歴史の話は業務に直接関係しないから別だ」

私は、これは通用しない言い訳だと思っています。
仕事上の説教に歴史を使う以上、部下からみれば同じことですから。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする