デキるサラリーマンの予測力(4)

新展開に出くわした状況の中で、

A:冷静沈着で余裕を持って取り組み、先頭に立ってメンバーを率いるタイプの人

B:いち早く対処法を見極め、ひとり静かに淡々と結果を出し続けるタイプの人

こんな具合に仕事している人を見たとき、どんな風に見えますか?
『リーダーシップがある』『頭の回転が速い』など、いずれにせよ好印象を抱くと思います。

それも“知的キャラ”として。

あるいはこれを読んでいるあなた自身が、すでに周囲から“知的キャラ”の称号を獲得しているかもしれません。

ここで一つ質問です。

周囲から一目置かれる知的キャラ構成には、速度と精度に代表される、頭の良さが不可欠です。
その能力の高さは、“思考”というより“反射”がバックボーンになっている気がしませんか?

「あの人は判断がメチャクチャ速い」と思わせる強烈なインパクトを与えるには、やはり速さがモノをいうと思います。
それにはゆっくり考えているというよりも、考える前に動いているように見えたほうが見栄えが良い。

いちいち長考せず、反射のように次の行動が決まっているなど、『予測力』の賜物ではないでしょうか。
過去に経験したパターンを瞬時に当てはめ、合わない点はやはり一瞬で微調整することが、無意識のうちに行われている可能性があります。

そこからアウトプットされるものの評価さえ高ければ、その元になっているものが「思考した結果」でも「デジャヴ」でも問題はなく、とにかく次の指針を示せて行動に移せればよく、それで人を動かし、結果を出せる人は当然評価も高いはずです。

ではなぜ、そんなことが自然とできてしまうのでしょうか?
できていない人に対し、どう指導すればそのような力をつけさせることができるでしょうか?

経験情報の格納庫の扱い方 = データベースの活用術、と前回の最後に書きました。

IT技術者の領域と思われるデータベースですが、社内のデータは行動記録の集合体で、ヒトの経験や記憶です。

コンピュータがらみと聞くと「自分はIT技術者じゃないから関係ない」と思ってしまいがちですが、条件を取り去ってシンプルにしていくと、ITシステムの本質が見えてきます。

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