密やかな協力者~ランダムのネスト編16

『仕事自体が難しい』
『人間関係が原因で、結果的に仕事が難しい』

前者は知識・技能の習得や機械化でカバー可能だったりする。
また、それらを身に付けた人は有能とみなされやすい。
さらに、それらが備わった職場は存在意義も高いとされる。

だが、後者をカバーする能力とはいったい何なのか?
資格やインフラのように、目に見える形にできるだろうか?
いや、ストレートに表せるものではあるまい。
しかし、それが無ければ「無能」であり、備わっていない職場は「事業的な旨味無し」と判断されかねない。

仮に、難易度を上げてしまう元凶である人間関係を上手くさばき、身に付けた知識や技能を存分に発揮して、好業績を上げたとしよう。

そのとき一定の評価を受け、マニュアル化されるのはあくまでも「知識や技能」であり、人間関係を上手く立ち回ったスキルのほうは明文化はされまい。

職場で業務をマニュアル化するのが難しいのは、この切り分けが曖昧なせいだ。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする