密やかな協力者~ランダムのネスト編08

来期事業計画が、東京事業部からの予測データを元に作成できる。

これは、各事業所の所長にとっては、作業の手数を大幅に減らしてくれる方法だ。

経営陣が昨年度対比で粗々の業績ノルマ(経常利益率と営業利益率)を決定する。
それを受けた東京事業部は、それに見合う概算数値を積み上げて各地の事業所長へ提供する。

実績データを元にした事業別、商品別、顧客別の概算数値は、各事業所にとっては次期の活動の道標として大いに役立つ。

事業所長たちは、それを微調整するだけでかなり現実味のある目標数値を作り上げることができた。

この概算数値の作り方も、売上計上などと同じく全社共通である。

このルールが……というより、A氏を嫌い、何かと妨害するB氏のかたくなな態度が、事業計画数値策定でA氏を打ちのめすことになった。

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