<第23回>現実主義者は「人間理解」という角度から精神世界にも寛容

経営コンサルタントの中には、正統派なビジネススタイルでその世界に君臨しつつも、精神世界や運勢の流れといった要素を思い切って前面に出しつつ、クライアントと接触する方々がいます。

例えば、船井幸雄さんや神田昌典さんなど。
いずれもコンサルタント業界で指折りの存在ですが、こういったミックスをする人はそう多くないと思います。

一方、元々が占い師や霊能力者といった立場で、他人の相談にのる経験が積まれ、ビジネスにも強いというスタイルを身に付けて経営コンサルタントとして活動する方も多くいます。

私は今、【法人】の手相を見るという形でコンサルタントを営むことになった、一人の男を主人公に小説を書いています。

私自身に手相の知識があるから、占いに関する表現や描写もしていますが、自分自身は根っからのビジネスパーソン、オカルト嫌いのリアリストです。

占いを本業にしている人からは指弾を受けそうですが、私にとって占いとは統計学の一種であり、コミュニケーションツールのひとつです。

どうしてそんな理屈が成立するのかというと、大まかに以下のとおりです。

●バリバリの現実主義を前提に、業績を狙う行動規範と実行者の心理を扱うと、自然と精神面へ踏み込むことになる

●その際にカウンセリングやコーチングの技術を使うと、必然的に実行者の欲望や、その人が拠って立つルーツの領域へ入り込む

●すると、先天的資質や人生の背景などをまな板に載せられる占いの感覚が重宝する

ビジネスとカウンセリングと占いが、私の中であっさりとつながるのはこのせいです。

そして、この時使うもう一つのツールが、データベースなのです。

データベースに対する解釈は色々とあるかもしれないし、逆にほとんど解釈に広がりが無いものかもしれません。

しかし、私にとってデータベースとは行動記録です。
そして、行動を行うに至る感情記録でもあります。

感情が起きる元には欲望や願望があります。
欲望と願望の違いってなんだ? という疑問もあるかもしれませんが、私は「得たい欲」「与えたい願い」と切り分けています。

そして、「物事を成す」とは、欲望と願望が合わさったものだと思っています。
他者に価値を与えたいがために、立場や能力を欲することが、「物事を成したいという野望」であると考えています。

『コンサルティング』『コーチング』『カウンセリング』

どれも、相手に気づきを与え、行動変容の機会を促すものですが、呼び方の違いはあれど、本質的には同じものではないでしょうか?

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